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旬のものを、
季節のものを味わう。
生まれた時から、
春は筍を掘りに、庭には皐月が咲くと春を感じる。
そんな時間の流れと、自然と、季節と
共に刻を刻んで日々を送っています。
今は、筍の掘れた藪も、柿の木畑も無くなってしまいましたが、時間がずっと止まっているかの様に、日々は季節の流れとともにあります。
畑は工場ではないので、規則正しく、同じ時期に、全く同じ品質のものが取れるということはありません。
だからこそ、季節や時間の流れを感じることができる。
スーパーに行けば、光り輝くピカピカの、
粒ぞろいの美しいお野菜を目にしますが、土にまみれて、少し虫にかじられたものも、美味しいからこそ、虫さんがかじってしまうし、鳥が啄ばみに来る。
私も、お届けするものは、できる限り真っ直ぐな胡瓜を育てようとしてきましたが、最近少し考えが変わりました。
お家で漬けているナスのお漬物や、胡瓜のお漬物は、曲がったものだからこそ、美味しいのかもしれないと。
地野家で日々食べているお野菜を是非、みなさまにも味わっていただけたらと思います。
京都の、少し田舎の、時間が止まった家の日々の糧をおすそ分けする。そんな気持ちでお届けしたいと思います。
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